代表挨拶 ～プロフィール～
初めまして。当社のホームページをご覧になって頂きありがとうございます。
私若林は18歳から小さい会社の塗装職人としてリフォーム業界に入りました。
当時は確か2002年か2003年ごろだったと思いますが、
今のようにインターネットはほとんど普及しておらず、
リフォーム業界の広告媒体はテレビやチラシなどが中心で
10人程度の小規模な会社は基本的に下請け工事以外の選択肢はありませんでした。
私は16歳から音楽で生計を立てたいという夢を持ち音楽活動の傍ら
アルバイト感覚でたまたまリフォーム業界に入りました。
ただ職人としてのスキルが付き、職長としての責任ある仕事を任される
立場になると、リフォーム業界の下請け体質の理不尽さに直面することになります。
それは中間マージンビジネスによる大幅な中抜きの実態です。
当時大手ハウスメーカーの仕事は5次請け6次請けは当たり前で
ちゃんと工事が出来る予算なんかまったくないという状況でした。
従って当時の戸建て住宅の塗装工事は手抜き工事一択でした。
「俺はこんな理不尽な手抜き工事をしたくない。ふざけるな！」
そんな気持ちでしたが当時22～23歳の私は音楽しかやってこなかったので
仕事に生かせるスキルは塗装の職人としてのスキルしかありませんでした。
そこで私は考えました。
「このまま職人では俺の人生一生このままかもしれない。
営業スキルと集客スキルを学ばなくては人生何も変えられない。」
そう考えた私は、とある従業員3人程度の塗装専門の営業会社への転職をします。
ここで私は音楽活動一旦休止し、1年半ほぼ休みなしで徹底的に営業と
ダイレクトレスポンスマーケティングというマーケティング手法の勉強を行いました。
当時の会社の社長の集客スキルはとんでもなく高く、学べることしかなかったですが、
その集客スキルによる当時の社長の金銭感覚は日に日に狂い
毎日キャバクラで数十万円使うようなことを続け、あっという間に
会社の経営状況は悪化していきました。
私が入社後、最初の数か月でそのような経営状況となり、
私は1年半在籍しましたが計1年分以上の給料未払いで休みなしという
かなり異常な生活を送っていました。
全てはマーケティング、営業スキル、Word,Excel,PowerPointなどの
あらゆるビジネススキルの基礎を学ぶ為の授業料だと思い続けました。
そして1年半が経ち給料未払いによる自身の借金が100万円弱まで来たところで
退社を決意することとなりました。
とても高い授業料でしたが今考えると非常に良い経験が出来ました。
「会社経営に必要なことは集客スキルだけではない。誠実さが最も大切なんだ」
そう確信し私の座右の銘は今でも「至誠天に通ず」という言葉にしています。
退社後に1年間50席ほどの飲食店の店長として飲食業の集客や
客単価の向上を行うためのメニュー開発など外食業のマーケティングを勉強した後、
一時保留にしていた音楽活動を再開する為に有限会社菅原塗装工房に入社します。
そこからは昼間は菅原塗装工房の自社のホームページによるマーケティングと営業業務を行い
夜は音楽やイベント活動を行うという生活を30歳まで行いました。
今振り返ると音楽活動を行っているうちに大きなビジネススキルが身についていました。
楽曲の録音や音響関係、イベントチラシ、ロゴの制作などAdobe関係や音楽のソフトウェア、
映像関係のソフトウェアや一眼レフなどのカメラの知識など、
予算がない中でイベントを行う為に必死で自分で叩き込んだことが今に生きています。
そして現在は有限会社菅原塗装工房で10年勤め上げ、STUDIO ZETTTAを創業しました。
現在は業務委託契約として菅原塗装工房の集客なども継続して行っており、
およそ年間5,000万円程度の売り上げをWeb集客のみで一人で行っています。
私がSTUDIO ZETTTAで行いたいことは、
学生時代にあまり勉強をしてこなくて職人の世界に入った全国の職人さんが
自分の名前で生きる為、自分の名前で集客できるスキルを身につける為に、
私が学び経験してきたノウハウを共有し、より良い仕事を個人のお客様に直接提供したい、
そんな風に思っている志の高い職人さんを全国に増やしたい。
そう思って起業を決意しました。
まだまだリフォーム業界は資本力のある会社から
下請けとして仕事を頂くということが主流となっています。
STUDIO ZETTTAでは脱下請けを目指す志高い誠実な職人さんに
少しでも学べる環境を一緒に作りたいと考えています。
スタジオゼッタ 代表 若林 拓也
お問合せ
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神奈川県相模原市中央区相生3-13-10 1F-1